GeForce RTX 4070 は1月中に販売終了へ。 RTX 4060 や RTX 4060 Ti は3月までに生産終了
NVIDIAはCES 2025でBlackwellアーキテクチャーを搭載する次世代グラフィックカードにあたるGeForce RTX 5000シリーズを正式発表し、1月30日からハイエンドモデルのRTX 5090とRTX 5080を、2月にはアッパーミドルレンジモデルにあたるRTX 5070 TiとRTX 5070を投入するなど上半期中にかけてグラフィックカードの世代を一新することを計画しています。ただ、この新世代化に伴いNVIDIAは現在販売されているGeForce RTX 4070シリーズに加え、RTX 4060 TiやRTX 4060などすべてのRTX 4000シリーズが終売に向けて動き始めており、これらモデルの販売終了時期や生産終了時期に関する計画が明らかになりました。
中国の博板堂に掲載された情報によると、NVIDIAではGeForce RTX 4070シリーズの生産をすでに完了しており1月に入荷された在庫が最後となり、このままの販売台数であれば1月中に販売終了を迎えるモデルが大多数になるとのことです。
また、ミドルレンジモデルとして比較的堅調な販売を記録しているGeForce RTX 4060系に関しても生産終了時期の検討が行われており、GeForce RTX 4060 Tiに関しては2月中に生産終了し、RTX 4060は第一半期にあたる3月末までに生産終了が予定されているようです。
RTX 4070の後継モデルであるRTX 5070 TiとRTX 5070は2月に発売されるため、仮にRTX 4070シリーズの在庫が1月中に底を尽きてもすぐに後継モデルが発売されるため販売面で大きな悪影響はないと言えます。また、RTX 4060 TiやRTX 4060の後継モデルも3月~5月には発売されると見られるため、2~3月に生産終了が行われ、その翌月に在庫が底を尽きてもすぐに後継モデルが発売されるなど量販店側にとっては旧モデルの在庫を抱えて次世代モデルが販売されるという事態が避けられるほか、NVIDIAも旧モデルをたたき売りされたり、次世代モデルと比較され旧モデルに消費者が流れるということを阻止することができます。
ただ、消費者としてはRTX 5000シリーズのコストパフォーマンスに関わらず、NVIDIA製グラフィックカードが欲しい場合、RTX 5000シリーズを購入するしか手がないほか、発売から間もないモデルであるため販売価格も比較的高価になります。そのため、この手の在庫管理に関してはNVIDIAや量販店側にはメリットはありそうですが、消費者側からするとメリットは一切ない動きと言えます。
关于RTX4060TI\4060系列2月份供应量披露 | 博板堂
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