GeForce RTX 5070 Ti も近々登場。CUDAコアを8960基搭載で300Wで動作
NVIDIAは2025年1月にGeForce RTX 5000シリーズのハイエンドモデル、RTX 5090、RTX 5080、RTX 5070を発表すると言われていました。しかし、ハイエンドのRTX 5080とアッパーミドルレンジのRTX 5070の間に位置するRTX 5070 Tiも同月に発表される見込みで、同モデルの一部スペックに関するリーク情報が登場しました。
リーカーのKopite7kimi氏がVideocardzに対してリークした情報によると、GeForce RTX 5070 Tiは上位モデルのRTX 5080と同じGB203 GPUを採用するとのことです。ただし、RTX 5080に搭載される10752基のCUDAコアに対して、RTX 5070 Tiでは8960基に削減されたものが搭載されると見られており、TDPは300Wで計画されています。
現行のRTX 4070 TiはCUDAコアを7680基搭載しており、これはRTX 3070 Tiに比べて約16.7%増加しています。一方、RTX 4070 Tiは先代のRTX 3070 Tiに対して25%の増加でした。そのため、RTX 5070 Tiで見られるスペックアップは若干小さくなっています。ただし、メモリー容量やバス幅に関してはまだ明らかにされていないものの、GDDR7を搭載することは確実であり、バス幅もGB203 GPUを搭載しているため256-bitとなる可能性が高いです。そのため、メモリー帯域幅はRTX 4070 Tiを大きく上回り、従来よりも高解像度かつ高画質テクスチャーを多用したゲームも快適にプレイできると考えられます。
RTX 5070 Tiの価格などの情報はまだ明らかにされていませんが、RTX 4070 Tiが10万円前後で登場していたため、最も良いパターンでは同程度の価格で販売される可能性があります。しかし、RTX 5000シリーズ自体が値上げされる可能性もあるため、本体の値上げに加え、日本では円安の影響も受けて12万円前後で発売されるという可能性もありそうです。
NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti reportedly features 8960 CUDA cores and 300W power specs | Videocardz
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