GeForce RTX 5000シリーズは消費電力が上がる可能性をCorsairが明言
PC向けにケースや電源ユニットなどを製造するCorsairですが、まもなくNVIDIAから登場すると言われている次世代グラフィックスカード「GeForce RTX 5000シリーズ」に備え、新しい電源ユニットをまもなく発表することをプレスリリースで明らかにしました。このプレスリリースの中で、注目のGeForce RTX 5000シリーズの消費電力量を示唆するとともに、これらグラフィックスカードに完全対応することも明らかにしました。
Corsairでは新しい電源ユニットにおいて、最新鋭のグラフィックカードに必須となる12V-2×6コネクターをすべての製品で採用するほか、電源容量を750Wから1500Wのレンジで揃えるとのことです。この仕様は、2024年から2025年に登場する電源ユニットとしては大容量側に振られたものとなります。ただし、この大容量な電源について「次世代のハイエンドグラフィックスカードは、現在のモデルの450Wを超える電力を要求する可能性があり、より多くの電源容量を求められる」と明確な数値は明らかにしていませんが、現行のGeForce RTX 4000シリーズに対して全体的に電源容量が増えることを示唆する内容の記載が行われています。
過去に登場しているリーク情報では、最上位モデルのGeForce RTX 5090は最大600Wと言われており、RTX 4090の450Wから150W増えるとのことです。また、RTX 5080は400W、RTX 4080の320Wから80W増の400Wに設定されるなど、ハイエンドモデルからアッパーミドルレンジ含めてすべてのモデルで消費電力が増えるというリーク情報に対し、今回のCorsairのプレスリリースは整合性が取れているため、GeForce RTX 5000シリーズについては現行のRTX 4000シリーズより消費電力が増える方向でほぼ確定と言っても良いかもしれません。
なお、RTX 5000シリーズは2025年1月に開催されるCES 2025で発表予定とされており、1月にはRTX 5090とRTX 5080、2月にはRTX 5070、3月にはRTX 5060などが発売されると言われています。
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