Windows 11 23H2で「サポート終了」と誤って表示されるバグが出現

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Windows 11 23H2で「サポート終了」と誤って表示されるバグが出現

Windows 11では24H2など各メジャーバージョンについて登場から2年間のサポートを行い、それ以降はサポートを終了し、新しいバージョンへアップグレードが必要になる仕組みになっていますが、初登場から1年しか経過しておらずまだ現役のWindows 11 23H2に更新プログラムであるKB5046633を適用すると、唐突に「お使いのバージョンの Windows は、サービス終了を迎えました」と表示されるバグが出現するようで、一部ユーザーの間で混乱を招いてしまっているようです。

Windows 11 23H2のサポート期限は2025年11月12日までを予定していますが、KB5046633適用後にWindows Updateの確認を行うと「新しいバージョンの Windows を入手し、いつも最新の状態でご使用ください。お使いのバージョンの Windows は、サービス終了を迎えました」と言う警告表示がされるケースが確認されているようです。

なお、この表示に対してMicrosoftのサポート担当は既に問題を確認しているとのことで、「サーバーサイドのアップデートによって自動的に修正される予定」であることを明らかにしており、この表示が出てもWindows 11 24H2へ急いでアップデートする必要はありません。

今回バグが発生したKB5046633は2024年11月の必須セキュリティアップデートであり、Modern Standby機能を搭載したデバイスで過剰なバッテリー消費を引き起こす問題の修正を含む多数の修正が含まれています。また、Copilotキーの機能を変更してWindows Searchを開くなど、別の機能に設定するオプションも追加されるなどの変更が加えられています。