Ryzen 7 9800X3D のTDPは120W。動作クロックは最大5.2 GHzに向上

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Ryzen 7 9800X3D のTDPは120W。動作クロックはベースが4.7 GHzに向上

AMDは3D V-Cacheを搭載するZen 5世代のRyzen 9000X3Dシリーズの中で、メインストリームモデルとなるRyzen 7 9800X3Dを2024年10月25日に発表すると見られています。同CPUのTDPならびにベース動作クロックに関する情報が、マザーボードメーカーのMaxSunのサポートドキュメントから明らかになりました。

MaxSunの資料では『Ryzen 9 9800X3D』と記載されていますが、これはRyzen 7 9800X3Dの誤記であると見られています。TDPは現行のRyzen 7 7800X3Dと同じく120Wに据え置かれるのですが、ベースクロックは従来の4.2 GHzから4.7 GHzへ大幅に向上しています。

また、Hoang Anh Phu氏によると、Ryzen 7 9800X3Dのブーストクロックは最大5.2 GHzに設定されるとのことで、Ryzen 7 7800X3Dの5.0 GHzから向上するものの、ベースクロックほど大きくは向上しないと見られています。

なお、Ryzen 7 9800X3Dのゲーミング性能については、MSIの内部資料ではRyzen 7 7800X3Dに対して5~16%向上に留まると言われていました。しかし、製品版では最適化などを含めて行われるため、10~20%程度のパフォーマンス向上が期待でき、同CPUの前日に発売されるIntel Arrow Lake-S世代のCore Ultra 200Sシリーズに対してどれだけ優れたゲーミング性能を発揮できるのか、ゲーミング市場で大きな注目を集めることになりそうです。

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