GIGABYTEが Ryzen 9000X3D で最大35%のゲーミング性能向上する「X3D Turbo Mode」をX870Eマザーボードで導入
AMDは3D V-Cacheを搭載するRyen 9000X3Dシリーズ第一弾にあたるRyzen 7 9800X3Dを2024年10月25日に発表し、翌月の11月7日に発売が計画されていると言われています。そんなRyzen 9000X3Dシリーズ発表、発売に先立ち、GIGABYTEはこのRyzen 9000X3Dシリーズ専用にゲーミング性能の向上が行う「X3D Turbo Mode」と呼ばれる機能の発表を行い、Ryzen 9000X3Dシリーズでは最大35%の性能向上が期待できることを明らかにしました。
GIGABYTEの「X3D Turbo Mode」はBIOSで設定する機能になっており、 有効にすることでCPUやメモリー間のレイテンシーや動作クロックの調整などを通じてRyzen 9000X3Dシリーズであれば最大35%、通常のRyzen 9000シリーズでも20%程度のゲーミング性能向上が期待できるとされています。
このX3D Turbo Modeに対応するのはX870Eマザーボードのみで、AGESA 1.2.0.2a BIOSから適用される予定になっていますが、今後この機能がX670Eなど他のマザーボードにも展開されるかは不明になっています。(おそらくX870Eを売るために独占機能とする可能性が大きめ)
なお、このX3D Turbo Modeでゲーミング性能が向上するのはRyzen 9000X3DとRyzen 9000シリーズの2つが挙げられていますが、Ryzen 7000X3DやRyzen 7000シリーズなどでも効果がある可能性があるため、このあたりについては正式リリース後にさらなる詳細などが判明すると考えられます。
GIGABYTE’s X3D Turbo Mode is Here to Revolutionize Your Gaming Performance | GIGABYTE
コメント