「爆熱」 Snapdragon 8 Elite の消費電力は最大20Wで98.5℃で動作

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「爆熱」 Snapdragon 8 Elite の消費電力は最大20Wで98.5℃で動作

Qualcommはフラッグシップスマートフォン向けに次世代チップセットのSnapdragon 8 Elite (旧名 Snapdragon 8 Gen 4)を2024年10月に発表予定で、年末までにはこれらチップセットを搭載したスマートフォンが実際に発売されると見られています。このチップセットはノートPC向けに投入されているSnapdragon Xシリーズと同じOryonコアを搭載し、リークされているGeekbench 6ベンチマークではシングルコアは3200ポイント、マルチコアは10000ポイントとスマートフォン向けチップセットとしては頂点、そしてノートPC向けのApple M1 Proに迫るようなスコアを示しています。

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しかし、その高い性能とは裏腹にチップセットの消費電力や温度は非常に高くなることがスペック情報のリークで明らかになりました。

リーカーのJukanlosreve氏によると、Snapdragon 8 Eliteを搭載するスマートフォンのDevice Info HWによると、同チップセットの最大動作温度は98.5℃で動作するようです。ただ、この温度はコア内部の温度で、やけどなど安全性の問題からスマートフォンの表面温度推定値などを用いるため、この温度帯で動作することは無いと考えられます。ただ、消費電力は最大20Wに達する見込みで、Snapdragon 8 Gen 3の17.5Wを超える見通しになっています。

Snapdragon 8 EliteのCPU性能はSnapdragon 8 Gen 3に対して50%ほど向上しているため、電力効率は上がっていますがそれでも消費電力は増えることで発熱も増えるためハイエンドスマートフォンでは適切な設計が行われていないとバッテリー持続時間やサーマルスロットリングなどが見られるかもしれません。

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