GeForce RTX 5080 には 32 GbpsのGDDR7搭載。帯域幅は1 TB/sを超える見通し
NVIDIAは2025年1月に開催されるCES 2025で、次世代デスクトップ向けグラフィックスカードであるGeForce RTX 5000シリーズを発表する見込みです。このシリーズでは、最上位モデルのGeForce RTX 5090とハイエンドモデルのGeForce RTX 5080が正式に発表されると予想されています。今回、このハイエンドモデルにあたるRTX 5080のメモリ仕様に関するリーク情報が明らかになりました。
Wccftechが独自に入手した情報によると、RTX 5080のメモリには32 Gbpsの速度で動作するGDDR7が搭載される見通しです。このGDDR7は、上位モデルのRTX 5090では28Gbpsのものが搭載されるとされているため、4Gbps高い性能を誇ります。
RTX 5080のメモリバス幅は256-bitに設定される見通しです。これに32 GbpsのGDDR7を組み合わせることで、帯域幅は1024 GB/s、約1 TB/sとなります。これは前世代のRTX 4080の最大736 GB/sを39%上回り、RTX 4090の1008 GB/sを1%ほど上回る性能です。そのため、4Kなど高解像度かつ高精細なテクスチャーを用いたゲームなど、メモリ帯域を多く使用する場面で大幅な性能向上が期待できるほか、生成AIの学習用途においても高い帯域幅を活用でき、RTX 4090並みの性能を発揮できると考えられます。
なお、NVIDIAはRTX 5080をまずGDDR7を16GB搭載した状態で発売しますが、後に3GBのモジュールを追加するか、バス幅を拡大することでメモリ容量を24GBに増やしたモデルも投入予定とされています。
NVIDIA GeForce RTX 5080 16 GB GPU To Feature Fastest 32 Gbps GDDR7 Memory Speeds & 1 TB/s Bandwidth | Wccftech
https://wccftech.com/nvidia-geforce-rtx-5080-16-gb-gpu-fastest-32-gbps-gddr7-memory
コメント