iOS18.1で低下したCPU性能が復活。A18 Proは性能14%向上しSnapdragon 8 Eliteに迫る

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iOS18.1アップデートでCPU性能が向上。A18 Proは性能14%向上しSnapdragon 8 Eliteに迫る

Appleが2024年9月中旬にリリースしたiOS18では、チップセットの動作クロックが定格からブーストに入るまでのタイムラグを延長させ、バッテリー持続時間の延長を図る変更が加えられました。その結果、iPhone 15 Pro搭載のA17 Proチップセットでは、一部ベンチマークで5%ほどの性能低下が見られていました。しかし、Appleは今月リリース予定のiOS18.1アップデートで、この変更を取りやめるとともに、iPhone 16 Pro搭載のA18 Proチップセットの性能が向上し、Snapdragon 8 Elite (Snapdragon 8 Gen 4)に迫る性能にまで到達することが明らかになりました。

iOS18.1 Beta5から、Appleはチップセットの動作クロック挙動を変更したようです。iOS18ではA18 Proのシングルコアが約3400ポイント、マルチコアが8250ポイント程度でしたが、iOS18.1 Beta5にアップデートした場合は、シングルコアが3600ポイント、マルチコアが9400ポイントになっています。これは、iOS18と比べるとシングルコアは約6%、マルチコアは約14%と大幅な性能向上を記録しています。

また、A18 Proに関しては、リークされているQualcomm Snapdragon 8 Eliteに対して約17%と大きく劣る性能であると言われていましたが、このiOS18.1アップデートによる差は6%まで縮められています。

なお、このiOS18.1アップデートでは、冒頭の通り、iPhone 15 Pro搭載のA17 Proなどでも性能が向上しており、iOS17からiOS18アップデートで失われた5%を再び取り戻しているようです。しかし、この変更がiPhone 16シリーズやiPhone 15などのバッテリー持続時間に対してどのような影響を与えるのかなどは不明ですがiOS18.1正式リリース後にこのあたりの違いが明らかになると考えられます。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • Appleはosでiphoneの性能をサイレント劣化させて新しいのを買わせようとするから信用出来ない

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