Microsoftが次世代Xboxでハンドヘルド型デバイスの投入を検討中
Microsoftのコンソールゲーム機であるXbox Series XとSeries Sは、ソニーのPlayStation 5 (PS5)と同時期に発売されたゲーム機です。しかし、販売面ではPS5に対して劣る状態が続いており、2024年9月時点でのXbox Series X/Sの販売台数は、PS5の約半分という状況になっています。そのような中、MicrosoftではPS5がライフサイクルの末期に向けてPS5 Proなどの高性能モデルを投入する一方で、Xbox Series X/Sではライフサイクルの末期に向けた製品リフレッシュを行わず、次世代ハードウェアの開発に注力する方向性を明確にしています。
そんなMicrosoftのXboxですが、次世代モデルでは従来通りコンソール型ゲーム機を投入するだけでなく、ここ最近注目度が高まっているSteam Deckのようなハンドヘルド型デバイスにも進出することを狙っているようです。Steam Deckに対抗するようなハンドヘルド型ゲーム機の開発にも取り組んでいる可能性があることをWindows Centralが明らかにしています。実際に、Microsoft ゲーミングのCEOであるPhil Spencer氏も、『ハンドヘルド型デバイスについても開発するべきだと思う』とインタビューで答えるなど、ハンドヘルド型デバイスへの関心が高いことが明らかになっています。
Microsoftでは2026年後半をめどに次世代Xboxを発売すると噂されており、2027年から2028年まで登場しないと言われているPlayStation 6より1年から2年先行発売することで、Xbox 360の時のようなアドバンテージの獲得を目指していると言われています。仮にこの時期に現行Xboxと同じくAMD製APUを採用する場合には、CPUにはZen 6、GPUにはRDNA5またはRDNA系の後継であるUDNAなどを組み合わせたAPUになると考えられます。据え置き型はもちろんのこと、ハンドヘルド型デバイスでも非常に高いグラフィックス性能が期待できると言えそうです。
“We’re building plans for the 25th anniversary of Halo and Xbox,” Microsoft confirms in a new interview. “We have such a rich heritage, you have to celebrate that.” | Windows Central
コメント