NVIDIA GeForce RTX 5090の一部モデルは2つの16ピンコネクタを搭載する可能性。

2024-09-22

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NVIDIA GeForce RTX 5090の一部モデルは2つの16ピンコネクタを搭載する可能性。

NVIDIAが2025年1月に投入を予定しているGeForce RTX 5090では、28GBのGDDR7を搭載するなど大幅な性能向上が期待できる一方で、現行のGeForce RTX 4090の450Wに対して、最大600W程度の消費電力が求められるなど、消費電力の増大も見られると噂されています。そんな中、MSIが新たに発表した新しい電源ユニットには、2口の12VHPWRコネクターが搭載されていることから、GeForce RTX 5090の一部モデルでも同様に、2つの12V-2×6（通称16ピン）コネクターを搭載する可能性が出てきています。

MSIが発表した電源ユニットの最新製品の『1600W MEG Ai1600T PCIE5』や『1250W MPG A1250』においては、次世代ゲーミングやデスクトップAIに最適化された設計と謳われているのですが、この2つのモデルには16ピン電源コネクターが2つ備わっており、MSIもこの製品に対して『ハイパフォーマンスでかつ消費電力が大きい次世代グラフィックカードに対応する』としています。

NVIDIAのGeForce RTX 5090については、550Wから600Wの消費電力が必要になることがリークで言われていますが、この範囲であれば理論上は12V-2×6を1口だけ備えても電力を賄うことができます。ただ、1つのコネクターに最大600Wの電力が流れれば、過去にあった溶損問題の再発や、オーバークロックモデルでは瞬間的に電力が足りなくなるといった問題が発生する可能性があります。そのため、Founders Editionなどは1つのコネクターになると考えられますが、MSIのSUPRIMシリーズなどエンスージアスト向けGeForce RTX 5090などでは、12V-2×6を2口備える可能性もあるため、MSIもこのような電源ユニットを投入することになったと考えられそうです。