Nintendo Switch 2のデザインやスペック判明。8インチ画面や背面ボタンと12GBのLPDDR5Xを搭載
任天堂では現行Switchの後継モデルとして通称『Switch 2』の投入を計画しており、リークされている内容としては現行と同じくNVIDIA製チップセットを採用し、CPUには8コアのArm Cortex-A78cを内蔵し、1536コアのCUDAコアを内蔵したAmpereアーキテクチャーベースのGPUコアが内蔵されると言われています。そんなSwitch 2ですが、中国の掲示板などで本体やコントローラーの設計図(CAD)やコントローラーの一部部品写真に加え、各種スペック情報など大規模なリークが登場しました。
本体デザイン:現行Switchから画面サイズは8インチに大型化
本体デザインは現行Switchを踏襲したデザインになっていますが、画面が内蔵されている本体が大型化されており、画面サイズは現行の有機ELディスプレイ搭載モデルの7インチから8インチ相当まで大型化されており、Joy-Con取り付け時は高さが115mm、幅が270mmとなっています。また、本体上面と底面それぞれにUSB-Cコネクターが用意されています。
本体サイズ(Joy-Con装着時) | 現行Switch (有機EL) | Switch 2 |
---|---|---|
画面サイズ | 7 inch | 8 inch |
高さ | 102 mm | 115 mm |
幅 | 239 mm | 270 mm |
厚さ | 13.9 mm | 14.0 mm |
コントローラーの装着方法が変更。背面ボタンも追加
Joy-Conなどのコントローラーは現行Switchのようにスライドして本体に装着するものから、マグネットで横から装着するタイプに変更されている見た目になっています。また、ボタン配置や数は現行に似ていますが、肩ボタンのL/RとトリガーボタンのZL/ZRボタンに加え、背面側にボタンが追加されています。
本体スペック:256GBストレージと12GBのLPDDR5X-7500 MT/sを搭載。冷却ファンはデュアル化
本体のCADの流出と共に一部スペック情報も判明しています。
部品 | スペック |
---|---|
チップセット | GMLX30-R-A1(コア構成など詳細不明) |
メモリ | MT62F768M64D4EK-026 (Micron製 LPDDR5X-7500 MT/s) |
ストレージ | THGJFGT1E45BAILHW0 (UFS 3.1 Kioxia製 256GB 2100MB/s) |
オーディオチップモデル | Ruiwu ALC5658-CG |
NFCリーダー | NXP IPN7160B1HN |
内蔵マイク | CMB-MIC-X7 |
デュアル冷却ファン | BSM0405HPJH9とBSM0505HPJQC(銅製ヒートシンク) |
ビデオ信号変換 | Realtek RTD2175N (HDMI 2.1対応) |
ネットワークチップ | Realtek RTL8153B-VB-CG (1Gb対応) |
現行Swtichに対してメモリは4GBから12GBと3倍に増え、速度もLPDDR4 3200MHzからLPDDR5X 7500MT/sへと大幅向上しており、帯域幅向上やメモリ容量増加に伴い噂されているPS4やPS4 Proに迫るような画質でゲームプレイが可能になると言えそうです。また、本体ストレージも32GBから256GBに増やされているため、SDカードの増設が無くても数タイトルはダウンロードすることが可能と言えます。
Photos of Switch 2 factory prototypes have leaked on a Chinese website | Reddit
コメント