PlayStation 5 Pro (PS5 Pro)の公式トレーラーで低評価続出。高すぎる価格に不満

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PlayStation 5 Pro (PS5 Pro)の公式トレーラーで低評価続出。高すぎる価格に批判や不満が殺到・・・

ソニーでは日本時間で9月11日0:00にPlayStation 5 Pro (PS5 Pro)のトレイラーを公開しました。この動画ではPS5 Proの仕様としてより帯域幅が広げられたメモリを搭載し、従来の36コアから60コアにCompute Unitを増やすなどのスペックアップによりPS5より45%高いラスタライズ性能と最大3倍のレイトレーシング性能、そしてAIによるアップスケーリング技術であるPSSRを採用するなど通常版PS5に対して大幅な性能向上が行われていることを明らかにしています。

ただ、この大幅な性能向上と引き換えに、PS5 Proの販売価格は通常版に比べて大幅アップとなることも明かされており、アメリカでは$699.99で、日本円では税込み119,980円となっています。

この非常に高い価格設定が原因なのか、この発表トレイラー動画に対する評価は公開から24時間が経っていない時点ですでに高評価が5.1万件に対して低評価が16万件となっており、不評とする評価が全体の75%以上を占める厳しい状況になっています。、また、低評価の数もPlayStationチャンネルの中では断トツとなっています。(低評価の比率が最も高かったのはConcordのローンチトレーラーで95%が低評価)

特にYoutubeのコメントで寄せられているのが高すぎる価格設定であり、最もいいねを獲得しているコメントでは『700ドルで、ディスクドライブも、スタンドもなしは信じ難い。』『$700はあり得ない』など価格に言及するコメントが多く、PlayStation 5のキャッチコピーである『Play has no limit (遊びの限界を超える)』に対する皮肉として『Price has no limit (価格の限界を超える)』というコメントも出てきています。

なお、日本でPS5 Proを購入する場合は本体が119,980円ですが、ディスクドライブを追加する「CFI-ZDD1J」を追加すると11,980円、さらに縦置きスタンドの「CFI-ZVS1P」は3,980円のため、すべて揃えると税込み135,940円とコンソールゲーム機としては見たことがないような価格設定になっています。

PS5 Proの価格は高いが同等パフォーマンスを出すPCはもっと高い?

PS5 Proの価格は12万円、海外でも$700であるためゲーミングPCを組んだ方が安いのではないかということも思いつきそうですが、PS5 ProのGPU性能はラスタライズ性能がRDNA3アーキテクチャーを採用するRadeon RX 7700 XT相当で、このグラフィックカード自体は6.5万円ぐらいで購入できます。またCPUなどをZen 2 8コアに合わせるなど同等スペックのPCを構成する場合は以下の通りで、安いパーツで揃えれば13万円以内に収めることも可能と言えます。(OS抜きなら114,240円)

パーツ製品価格
CPURyzen 7 570022,000
メモリーDDR4 8GBx2 4,000
マザーボードGIGABYTE B550M K8,980
グラフィックカードRadeon RX 7700 XT Challenger64,780
電源ユニットDEEPCOOL製 550W*4,980
SSD512GB5,000
ケース+CPUクーラーなどetc…5,000
OSWindows 11 Home15,000
合計129,240
*Radeon RX 7700 XTの推奨電源容量は700Wですが、コスト優先のためギリギリ狙いです。

ただ、PS5 Proではレイトレーシング処理ユニットがRDNA4化されていると言われており、性能はRadeon RX 7700 XT以上で、ソニーが公表している通り通常版PS5の最大3倍であれば、10万円近い価格で販売されているRadeon RX 7900 XTに迫る性能が期待できますので、レイトレーシング性能まで追求すると合計が一気に16万円ぐらいに跳ね上がります。

また、Radeon RX 7700 XT相当のラスタライズ性能と言われていますが、PS5で販売されている多くのゲームはPS5に特化した最適化が施されていることから、同等スペックPCを組んでもフレームレートなどはPS5の方が優れているケースがほとんどと言えます。そのため、PS5 Proに関してはゲーム機としては非常に高価で法外な価格設定にも感じられるのは自然ですが、冷静に最高画質で快適にゲームをプレイしたいという場合は、同等価格のPCを買うよりは遥かに快適にゲームができると言えそうです。

特に2025年に発売されると言われているGTA VIでは非常に重いゲームになることが予想されているため、このようなゲームも快適にプレイしたい場合は、12万円を払ってPCを買うよりはPS5 Proを買うのは決して悪い選択肢ではないと言えそうです。(そもそもGTA VIがいつPCで出るかは不明です)

関連商品
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ソース

PlayStation 5 Pro Console – Reveal Trailer | Youtube

https://www.youtube.com/watch?v=6HaRMiTfvks

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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