すべてのiPhone 16モデルは8GBメモリを標準搭載。MacBookProやMacBook Airと同等に

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Apple iPhone 16シリーズは8GBメモリが標準に。MacBook ProやMacBook Airの初期構成と同等に

Appleが9月9日に発表したiPhone 16とiPhone 16 Proでは、ソフトウェア面ではApple Intelligenceを採用し、ハードウェア面ではTSMCの第二世代3nmプロセスで製造されるA18とA18 Proをチップセットに採用することで、CPU、GPU、そしてAI処理性能の向上を実現しています。そんなAppleのiPhone 16シリーズですが、ソフトウェアの動作快適性に大きく影響するメモリ容量について、下位モデルのiPhone 16を含むすべてのモデルで8GBのメモリを標準仕様として導入することが、Appleの開発者向けライブラリーである『Xcode 16』の情報より明らかになりました。

iPhone 16シリーズの先代モデルであるiPhone 15シリーズでは、上位のiPhone 15 ProとPro Maxに8GBのメモリを搭載していましたが、iPhone 15と15 Plusには6GBのメモリしか搭載されていませんでした。そのため、今回の新型では2GBのメモリ容量が追加されることになります。

このスペックアップにより、クラウドベースとオンデバイスの生成AIの機能が利用できるApple Intelligenceを快適に実行でき、ゲーム開発者にはAAAタイトル用の高解像度テクスチャを詰め込むための余裕が生まれ、ユーザーはより快適かつ高画質にゲームを楽しめるようになります。

なお、iPhone 16シリーズが8GB化されたことで、MacOSを搭載するMacBook Air、MacBook Pro、iMac、Mac miniの初期構成として用意されている8GBと並ぶことになりますが、今後MacOS搭載機種においても8GBを維持するのか、噂されている通り7年ぶりにメモリ容量を16GBに倍増するのか注目が集まっています。

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Appleはメモリ管理に優れていると自負しているのか、競合のAndroidスマートフォンに比べるとかなり少ないメモリ容量を搭載しており、下位モデルはiPhone 14からしばらく6GBメモリを搭載していました。しかし、iPhone 16からはオンデバイスのAI処理などが行われるApple Intelligenceが導入される関係から、下位モデルでもメモリ容量を増やす決断を下したようです。
ただ、この変更によりAppleではスマートフォンのiPhoneとパソコンのMacシリーズの初期構成のメモリ容量が同等になってしまうという奇妙な状況に陥っていますので、恐らく2024年中に登場するM4チップセットを採用するMacBook ProやMacBook Airなどの新型Macではメモリ容量が16GBなど大きく増えることが予想されます。

ソース

All iPhone 16 Models Equipped With 8GB of RAM for Apple Intelligence | MacRumors

https://www.macrumors.com/2024/09/09/all-iphone-16-models-have-8gb-ram

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