ソニーがPlayStation 5と周辺機器に対して20%に迫る大幅値上げを実施。PS5は72,980円でコントローラーも11,480円から
PlayStation 5 (PS5)は2020年11月に発売された当時はデジタルエディションが43,978円、通常版が54,978円で販売されていましたが、そのとの値上げや薄型モデル投入に伴い、2023年11月10日以降はデジタルエディションが59,980円、通常版が66,980円で販売されていますが、なんとソニーは現行のPS5や周辺機器について2024年9月2日から20%に迫る大幅な値上げを行うことを明らかにしました。
ソニーは9月2日よりPS5およびその周辺機器の希望小売価格を改定することを明らかにし、PS5デジタルエディションは59,980円から72,980円に、通常版は66,980円から79,980円に変更され、コントローラーも9480円から11,480円に値上げすることを明らかにしました。
製品名称 | 希望小売価格(税込) 24年9月2日以降 | 希望小売価格(税込) 23年11月10日以降 (新型 Slim) | 希望小売価格(税込) 22年9月 (旧型) | 希望小売価格(税込) 20年11月 (発売時) |
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PS5 通常版 | ¥79,980 | ¥66,980 | ¥60,478 | ¥54,978 |
PS5 デジタル・エディション | ¥72,980 | ¥59,980 | ¥49,478 | ¥43,978 |
DualSense ワイアレスコントローラー | ¥11,480 | ¥9,480 | – | ¥7,678 |
今回の値上げでは前回のメーカー希望小売価格に対して約20%の値上げが行われており、PS5では通常版とデジタルエディション共に13,000円の値上げ、コントローラーは2000円とかなり大胆な値上げが実施されています。
PS5は今までが割安すぎた?
今回の値上げによりPS5は8万円に迫っており、ゲームコンソールとしては見た事が無いような価格になっており今後販売台数が大きく落ち込むことが想定されますが、今回の値上げにより本体価格は北米や欧州との販売価格と統一が図れたと考えられます。
実際に北米においてPS5通常版は$500、デジタルエディションが$450で販売されているため、現在の$=145円+消費税を合わせるとPS5通常版は79,750円、デジタルエディションは71,775円という計算になるため、今回の値上げは消費者にとっては痛いですが、客観的に見ると妥当な値上げであり、販売価格の改定であると言えそうです。
PS5は発売以降、度々値上げが行われているのですが、1回の値上げで1万円を超えたのは今回が初めてで、年末商戦含めて日本国内においては販売面で今後苦戦することが予想されます。
なお、PS5 Proの発売が迫る中で事前に通常版PS5の値上げを行う理由としては、先にPS5の値上げを行うことでPS5 Proの高さを隠す狙いがあるほか、2025年にはPS5の販売台数をけん引することが期待されるGTA VIの発売も予定されています。そのため、先に値上げしておくことで消費者を値上げ後の価格に慣らしておき、GTA VI発売時に価格に対する抵抗感を払拭しておく狙いなどもあるのかもしれません。
ただ、どちらにせよ、大幅な値上げであることは事実であるためPS5の購入を検討している人はこの記事を見た後に近くの家電量販店に買いに行ったほうがいいかもしれません。
日本国内におけるPS5®および関連周辺機器の希望小売価格改定に関するお知らせ | PlayStation
コメント
コメント一覧 (1件)
高いけどCPU1個の値段と考えると不思議と安いんだよね
コントローラーとか操作できさえすればいいのに先進的な機能詰め込みすぎて高くなってるけどいらん機能
家庭用ゲーム機の範囲を超えてきてる