Windows 11 24H2は左スワイプで通知表示からCopilotが表示に変更される予定に。Copilot推しがより鮮明に
Microsoftでは2024年下半期にリリース予定のWindows 11 24H2にてCopilot機能をローカルで実行できるようにするなどAI機能強化を目論んでいます。
その一環としてなのか、Windows 11の最新インサイダービルドにてタッチパネルで左スワイプをすると今まで通知センターが表示されていたものが、Copilotを呼び出すように変更されるなどCopilotを前面に推す仕様に変更されている事が明らかになりました。
Huh, the swipe gesture to open notifications now opens Copilot instead on Windows 11 build 26100 pic.twitter.com/ymcUCPef9c
— Zac Bowden (@zacbowden) April 3, 2024
2023年12月7日にDevチャンネルで公開されたWindows 11 23601からタッチ操作で画面右側を左へスワイプすると従来まで通知や一部設定の変更などができる通知センター表示から、Copilot画面が表示されるように変更されたとのことです。
これは、12月7日以降に配信されたWindows 11 ビルド26100などでも継続されておりこのまま2024年下半期にリリースが予定されているWindows 11 24H2でも画面右を左へスワイプするとCopilotが表示されるようになると見られています。
Windows 11 24H2ではCopilotを経由して実行できる機能が追加されるに加え、一部デバイスではCopilotをローカルでも実行可能になるほか、新しいノートPCでは今までWindowsキーだったものが、Copilot用のキーに置き換えられるなどMicrosoftではCopilotを前面的に推す姿勢が鮮明になっています。今回の通知センターからCopilot表示になるのもこの一環であると考えられます。
ただ、使用頻度として高い通知センターを一部ユーザーしか使わないCopilotに置き換えるのはユーザビリティの観点で言うとあまり良いとは言えないため、Windows 11 24H2リリース時には通知センターを表示するか、Copilotを表示するかはユーザーが選べるようにする選択肢を残しておくべきと言えそうです。
MicrosoftではCopilotをWindows 11の主要な機能として推してはいるものの、Copilotを使う事で得られるメリットはあまりないのが現状です。これがWindows 11 24H2になれば変わるのかは分かりませんが、ユーザーに新機能を使わせたいからと無理やり新機能を使わせるために色々とUIを変える姿勢は反感を買うケースが多いため、この通知バーをCopilotに置き換える選択肢は正式リリース時には反感を買う可能性が高いと個人的には思いますね。。。
Zac Bowden | X (Twitter)
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