サムスンがGalaxy S22など古いデバイスにもGalaxy AIの適用に向けて検討中
サムスンではここ最近、Galaxy S24に対しては7年間のアップデートをサポートを明言したり、Galaxy S23シリーズに対してOne UI 6.1とGalaxy AIの適用を行う事を発表するなど、製品を安心して長く使えるように様々な対策を取っていますが、サムスンのスマートフォン事業トップのRohTae-Moon氏が2022年に発売されたGalaxy S22シリーズについてもOne UI 6.1やGalaxy AIの適用に向けて検討を行っている事を明らかにしました。
Galaxy S22シリーズは一部地域ではSnapdragon 8 Gen 1を搭載するなど2024年時点でも性能が高いスマートフォンに入るのですが、囲って検索や通話の自動翻訳、音声メモの要約などの機能が利用できるGalaxy AIについてはNeural Processing Unitの世代が古いなどのハードウェア上の制約からGalaxy S23の様にすぐに対応の発表が行われませんでした。
しかし、サムスンではGalaxy AIについて数年後には有料化するなどサブスクリプションサービスとして広く普及させることを目標としている様で、その一環としてGalaxy S22への対応も検討している様です。
ただし、Galaxy S22ではハードウェアの制約を受けるため一部機能はクラウド上で処理したり、機能自体が使えない可能性もあり、実際にGalaxy AIを搭載するまでに時間がかかる可能性もあります。ただ、サブスクリプションサービスとして普及させたいという魂胆はあるにしても、古いハードウェアであっても見捨てずにサポートし続ける姿勢は製品を買う上では安心材料の1つとなり、評価できる動きでもあります。
サムスンがGalaxy S22でもGalaxy AI対応を検討している理由はサブスクリプション登録を狙うためだとは思うのですが、それでも古いハードウェアにも機能を追加してくれる点は評価できます。ただ、Galaxy S24やS23のNPUに比べて性能が低い中でどれだけの機能を実現できるのか(そもそも本当にS22でも対応できるのか)は注目で特にS22シリーズを持っているユーザーは気になると思うので続報があれば改めて記事にします。
삼성 노태문 “갤S22 전작도 AI 적용 검토…롤러블폰도 연구 중” | NEWSIS (韓国語)
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