Intel Core i9-14900KSは2024年3月14日発売。北米での販売価格は先代モデルと同じに
Intelでは2023年10月に投入したRaptor Lake Refreshモデルの内、最上位モデルで動作クロックの高さとオーバークロック耐性に特化したスペシャルモデル、Core i9-14900KSを2024年3月14日に発売することが決定したようです。
この発売日は北米基準であるため、日本では2024年3月14日23:00以降に発売されることになります。
このCore i9-14900KSではコア数やキャッシュ容量など基本的なコア構成はCore i9-14900Kをベースにしていますが、その中からより高い動作クロックに耐えられる高品質なCPUダイを選別したモデルになっており、CPUダイの品質を示すSP値はP-Core側は120近い値になると言われています。
そのため、動作クロックはデフォルト状態でも最大6.2 GHzで動作が可能となっており、LN2を利用したオーバークロックでも力を発揮すると見られています。
噂ではこのCore i9-14900KSでは電力制限を解除した状態では400Wを超える消費電力を記録するほか、オーバークロッカー向けに殻割した状態でも自然故障などであれば保証対応が行えるなど色々言われていますが、この辺りは発売してみないとわかりませんが、色々な意味でも狂気に満ちたCPUになりそうです。
価格については明らかにされていませんが、既に予約を受け付けているオンラインショップでは先代のCore i9-12900KSやCore i9-13900KSと同じ$739で掲載しているため、恐らくメーカー希望小売価格も同じく$739になると見られています。日本での販売価格も円安などの影響を過度に受けなければ123,800円ぐらいで販売されると見られています。
なお、このCore i9-14900KSがLGA1700を利用する最後のCPUになると見られており、今後登場するCPUは2024年下半期に登場するLGA1851対応のArrow Lakeに置き換わります。(BartlettLake-Sと言うCPUがLGA1700を使う可能性はありますが、コンシューマー向けに登場するかは不明)
ソース:Videocardz
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