Intel Meteor Lake世代『Core Ultra 5 125H』のベンチマークも登場。性能はデスクトップ向けのCore i7-12700F並み

この記事は最終更新日から1年経過しています。掲載内容や情報が古い可能性があります。
  • URLをコピーしました!
目次

Intel Meteor Lake世代の『Core Ultra 5 125H』のベンチマークが登場。性能はデスクトップ向けCore i7-12700F並みに

Intel Meteor Lake世代のCore Ultra CPUについては2023年9月19日に開催されるIntel innovation 23にて発表が予定されており、少し前にはCore Ultra 7 155HのGeekbenchベンチマークの結果が登場していましたが、今回ミドルレンジモデルであるCore Ultra 5 125HのGeekbechベンチマークも新たに登場しました。

HP OMEN Transcend Gaming Laptop 14-fb0xxx – Geekbench

Core Ultra 5 125HではP-Coreを4コア、E-Coreを8コア搭載した構成となっており、このモデルは現行の4P+8E構成のCore i5-13500Hに対して同じ構成になっています。動作クロックについてはベースが3.6 GHz、ブースト時が4.5 GHzに設定されており、こちらはCore i5-13500Hに対してベースは上がっているものの、ブースト時は4.7 GHzから若干引き下げられています。

キャッシュ構成についてはCore Ultra 7 155Hと同じくL2キャッシュは正しく読み込めていないようですが、P-Core側には1コア辺り2MB、E-Core側は4コア辺りに4MB搭載で合計14MB、L3キャッシュは18MBになっています。

Geekbenchに記録されているスコアはシングルコアが2208pt、マルチコアが11563ptになっています。

シングルコアにおいては同等スコアを持つCPUはデスクトップ向けのCore i5-12400Fで、マルチコアで同等スコアを持つCPUはデスクトップ向けのCore i7-12700FやノートPC向けではCore i7-13700HなどCore Ultra 7と同じく非常に高い性能が記録されています。なお、今回のベンチマークは電力管理の設定が『バランス』に設定されている他、QS品であると見られるため、今後の最適化や電力管理の設定次第ではさらに高い性能が発揮できるものと考えられるため、Meteor Lake世代のCPUについては非常に高い性能が期待されます。

Core Ultra 5含む、Meteor Lake世代のCPUは2023年9月19日から開催されるIntel Innovation 23にて正式に発表が行われます。実際にこれらの製品を搭載したノートPCについては秋から年末にかけて各社発売すると見られています。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
プロフィールはこちら

コメント

コメントする

目次