AMDがソケットAM5を2025年以降もサポートする事を明言。サポートできる限り出し続ける
AMDで現在最新鋭のソケットはAM5ですが、未だに2017年から発売されたソケットAM4向けにもCPUを出すなどAMDはIntelと異なり長くソケットを使う傾向にあります。そんなAMDですが、海外のテック系メディア、OverclockerUKがAMDの副社長兼クライアントビジネス本部長のDavid Mcafeeへのインタビューで、ソケットAM5が2025年以降もサポートされる事が明らかになったようです。
現在のソケットAM5にはRyzen 7000シリーズの他、まもなく登場するRyzen 8000Gなどに対応予定で2024年に登場が予定されているZen 5搭載のRyzen 9000シリーズもサポートされる見通しになっています。そんなソケットAM5について、Mcafee氏によると以下の通り語っています。
It absolutely still stands! I think that we certainly recognized that the longevity of the AM4 platforms was one of the biggest reasons that led to the success of Ryzen and as we think and as we think about the future, 2025 and beyond, that decision to move to a next-generation of socket is one that’s going to be really thought through really really carefully.
We know the impact that moving to a new socket brings and we want to stay on AM5 for as long as we possibly can. We are firmly committed to 2025 and beyond and we will see how long that promise lasts beyond 2025.
via OCUK
Mcafee氏によると、AMDでは可能な限りソケットAM5に留まる事を考えていて、当初の約束通り2025年のみに留まらず、2025年以降もサポートする方向で計画しているとの事です。
AMDのソケットAM4からAM5に移った理由はDDR5への対応が主因であったため、ソケットAM5からAM6への移行も次世代のDDR6については早くても2026年という事で早くても2026年以降になるのでは無いかと考えられます。
となると、ソケットAM5はZen 4の他に2024年発売のZen 5、2025年発売のZen 6まではサポートし、もしかしたらZen 7までサポートされるなどソケットAM4並みに多くのCPUをサポートするソケットになるかもしれません。
コメント
コメント一覧 (3件)
ここまで息長いとなるとPCIe5.0対応のグラボとかも出てくるかも…?
表面積や一番発熱する3Dキャッシュの位置やマザボの反り
欠陥ソケットなのに延命するのかよ
7800X3D使ってるけどソケットだけは気に入らない
ZenアーキテクチャはZen6までで、それ以降は新アーキテクチャに刷新されるそうです