AMD Radeon RX 7900 XTXが14.1万円に値下げ。RX 7900 XTは12.5万円。コスパは最強に?

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AMD Radeon RX 7900系が軒並み値下げへ。性能が同等のRTX 4080やRTX 4070 Tiより安値に

AMDのRadeon RX 7900 XTXとRX 7900 XTについてはそれぞれ2022年12月に発売がされたRDNA 3搭載のハイエンドグラフィックスカードになっていますが、発売から既に半年以上経過している事や、NVIDIAに対抗するために日本を含め、世界各国でRadeon RX 7900系グラフィックスカードの値下げが見られており、同等性能を持つGeForce RTX 4080よりも優れたコストパフォーマンスを得られる可能性が出てきています。

Radeon RX 7900 XTXは14.1万円台で販売中。ゲーミング性能はRTX 4080並みでコスパの高さが光る存在に

AMD Radeon RX 7900 XTXについては発売当時は最安値モデルが179,800円に設定されており、性能はRX 6950 XTに対して大きく上がっていたものの価格も同等に上がっておりあまり売れていない状況でした。

しかし、既に発売から半年以上が経過している事や、AMDとしてNVIDIAに対抗するためなのかRadeon RX 7900 XTXの最安値モデルである玄人志向製 RX 7900 XTXについては14.1万円台と発売当初より21.5%の値下げが行われています。

Radeon Rx 7900 XTXについては性能面ではNVIDIA GeForce RTX 4080に対してラスタライズ性能では同等か若干優れている上にVRAM容量も24GBと多いため、4Kなど高解像度環境でゲーミングをするユーザーには最適なグラフィックスカードになっています。

ただ、レイトレーシングではNVIDIAの方が優れており、RTX 4080の方が10~15%優れた性能を発揮できる事や、AI用途においてもNVIDIAの方が互換性があるため、レイトレーシング重視の方やゲーム以外に生成AI用途などにも使いたいというユーザーの場合は検討が必要と言えそうです。

Radeon RX 7900 XTは12.5万円を切る価格に。コスパはRTX 4070 Tiの方が良さげ?

Radeon RX 7900 XTについては性能面ではGeForce RTX 4070 TiとRTX 4080の間に位置するグラフィックカードになっていますが、価格は発売当初の156,800円から20%安となる125,000円での販売が行われています。

価格としてはRTX 4070 Tiの最安値である112,800円には及びませんが、RX 7900 XTはRTX 4070 Tiに対して10~15%程度ラスタライズ性能は優れている他、VRAM容量もRTX 4070 Tiの12GBに対して8GB多い20GB搭載されているなどVRAMを多用するゲームでも対応が可能な仕様になっています。

ただ、コストパフォーマンスだけで見ると、RTX 4070 Tiに対して若干低い上、RX 7900 XTXと同様にレイトレーシングやAI生成などの用途で使用する場合はNVIDIA製グラフィックカードの方が優れているためゲーミング性能を最重視するケースにおいては優れたグラフィックカードになっています。

海外でもRX 7900 XTXとRX 7900 XTは値下がり傾向。

AMDのRadeon RX 7900 XTXについてはメーカー希望小売価格は$999、RX 7900 XTは$899に設定されていましたが、日本と同じく北米での販売価格は値下がり傾向になっているようです。

Radeon RX 7900 XTXについては北米Amazonでは$980で販売が行われていますが、$98値下げされるクーポンが無条件に配布されており、実質$882で購入が可能となっています。さらに、バイオハザード RE:4のバンドルもされるなど販売促進のプロモーションがされている状態になっています。

なお、日本で販売されるグラフィックカードは為替レートが大体$=160円程度で販売されているため、$882は141,120円と言う事で日本での最安値価格とほぼ同じになっています。

Radeon RX 7900 XTについては元々の販売価格が$799と定価より$100安く販売されていますが、RX 7900 XTXと同様にクーポンが配布されており、$720で販売が行われています。こちらもバイオハザード RE:4のバンドルがされています。

Radeon RX 7900系についてはNVIDIAのRTX 4080やRTX 4070 Tiと言ったハイエンドグラフィックカードと同等レベルの性能を持っている他に、VRAM容量も24GB/20GBと多めに積まれているためVRAM容量を多く使うゲームが登場しても快適に4Kや1440p高画質でゲームプレイが出来るグラフィックカードになっていますので、ゲーミング重視でアップグレードするには最適な構成になっています。一方で、レイトレーシングやAI用途においてはNVIDIAのほうが優れている面もあるため、ゲーミング特化ならAMD Radeon、オールラウンダーが良ければNVIDIA GeForceを選んだ方が良いと言えそうです。

ちなみに、Radeon RX 7900ほど高い性能のグラフィックカードが必要でなければRadeon RX 6700 XTなどがオススメです。VRAMを12GB搭載しているため、ここ最近登場しているゲームにも対応が可能で、性能もRTX 3060 TiとRTX 3070の間に位置する性能となっています。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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