RDNA4採用Radeon RX 8000シリーズの情報出現。144基のCUとGDDR7搭載

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AMDでは2024年にRDNA4アーキテクチャーを搭載したRadeon RX 8000シリーズの投入を予定していますが、今回このRX 8000シリーズGPUに関するリーク情報が出現しました。

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AMDのRDNA4搭載、Radeon RX 8000シリーズの情報が出現。最大144CUと32GBのGDDR7で今度こそNVIDIAを追い越す?

AMDでは2024年頃に現在発売されているRDNA 3アーキテクチャーの後継であるRDNA4を採用したRadeon RX 8000シリーズの投入を計画していますが、今回このRX 8000シリーズに搭載されるRDNA4採用のGPU 3モデルに関する情報がRedGamingTechより出現しました。

なお、同じ動画でNVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズに関する情報も少しだけ出現しています。

RDNA 4 Early SPECS & Architecture Details – ANOTHER REVOLUTION IN GRAPHICS | RTX 50 Early Details – YouTube

RDNA4においては前世代のRDNA 3 GPUに対して動作クロックは3.5 GHz程度に引き上げられている他、2倍程度のパフォーマンスやワットパフォーマンスも50~60%の向上を目指しているようです。

そのため、大なり小なり様々な機能が追加や刷新、変更などが行われる見込みのようです。

GPUコア自体については演算ユニットの構成などはRDNA 3と同じで、Compute Unit(CU)辺り128基のStreming Processorsを搭載するようです。ただ、GPUコアでもあるGCDについては現行のRDNA 3はモノリシックダイとなっていますが、RDNA4からはGCDもチップレット化がされるようで、1基のGCDにつき48基のCUと3基のShader Engine(SE)が搭載されるようです。また、レイトレーシングやAI/ML性能についても大幅な改善を予定しているとのことです。

電力効率や性能を抜本的に向上させるために、Infinity Cacheはデータプリフェッチ関係が強化された第三世代へアップグレードされる他、WMMA命令も第二世代へアップグレードされることでCU全体で50%程度の性能向上を図る予定のようです。

かなり初期のリークであることからCUの数や動作クロックなどが大きく変わる可能性がありそうですが、少なくともAMDではNVIDIAのGPU性能を超えるために再度挑戦を挑むように見られます。

最上位のNavi 41 GPUは最大129TFLOPs程度に。ミドルレンジのNavi 43でもRTX 3090並みの性能に

今回、RDNA4採用のRadeon RX 8000シリーズに搭載される予定のGPU3モデルそれぞれの情報も出現しています。

RDNA4最上位GPU:Navi 41

Navi 41ではGCDを3基搭載し、CUは144基、18432基のStreming Processorsを搭載する最上位モデル向けGPUとなっています。性能面ではRDNA 3の2倍を目指して開発が行われているようです。

VRAM関係ではGDDR7が採用され、MCD4基構成では32GB、MCD6基構成の場合は24GBまたは48GBのGDDR7を搭載する見込みのようです。なお、144基のCUが3.5 GHzで動作した場合の浮動小数点演算は129TFLOPsとなり、NVIDIAのGeForce RTX 4090を56%上回る性能となります。

RDNA4のハイエンドGPU:Navi 42

Navi 42ではGCDを2基搭載し、CUは96基、Streming Processorsは12288とRDNA 3最上位モデルのNavi 31と同じ仕様tなっています。ただ、動作クロックが3.5 GHzに引き上げられている事から86TFLOPsとRTX 4090並みの性能となりそうです。ただ、CUの数などは歩留りや競合との位置づけによって変わる事が常にあるため、このまま製品として発売される可能性は低そうです。

RDNA4のミドルレンジGPU:Navi 43

Navi 43においてはGCDを1基搭載し、48基のCU、6144基のStreming Processorsを搭載します。なお浮動小数点演算では43 TFLOPs程度でRTX 3090 Ti並みとなります。

VRAM関係では、Navi 43でもチップレットが採用される見込みで、MCDが2基搭載されます。また、VRAMにはGDDR7が採用され、性能面ではNavi 33に対して約2倍を目指して開発が行われているようです。

今回のRDNA4の噂に関してはRDNA 3初期のリークに似て前世代の2倍の性能向上などと言う言葉が並んでいます。残念ながらRDNA 3では2倍の性能向上は見られず、Navi 21に対して1.3~1.4倍程度に留まっていましたが、RDNA4ではRDNA 3に対して2倍の性能向上を実現して、NVIDIAのRTX 5000シリーズに打ち勝ってほしい所です。(打ち勝たなくても同等レベルに喰い付いて欲しい)

GeForce RTX 4000シリーズの価格などを見ていると、NVIDIAの独走を許せばRTX 5000シリーズは平気で30~40万円台での発売を行いそうですので、AMDにはNVIDIAにとって強力なライバルとして挑んでGPU市場の活性化を促して欲しい所です。。。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (4件)

  • まぁ、話し7割って事で受け取っておくけど
    そんな性能いる?

  • 8000番台がこの性能なら3Dゲームを最高設定で8Kモニター300Hz動作とかも出来そうですね。
    とりあえず4Kの240Hz湾曲32inモニター販売しないかな~

  • FSRとかDLSSが有ればミドルクラスで十分じゃん?
    もうハイエンドは動画編集とかする人達向けでしょ。

  • 現状で4K高フレームレートで十分遊べているけど、重いゲームも増えてきてるから性能向上はあって損なし。
    レイトレやAI関連など流行りへの対応次第ではもっと売れるはず。

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