NVIDIA GeForce GTX 1660系も11月で生産終了。グラボのコスパは悪化へ

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NVIDIAのグラフィックスカードラインアップの中でコストパフォーマンスの高いエントリーモデルとして人気が高かったGeForce GTX 1660シリーズですが、2022年11月をもって生産が終了となるようです。

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エントリーモデルの主力モデル、GeForce GTX 1660シリーズが2022年11月末で生産終了へ

NVIDIAのグラフィックカードについては11月12日に2019年から発売が開始されたGeForce RTX 2060とRTX 2060 Superについて2022年11月中に生産を終了し、AIBに対しては製品の供給自体を11月末目途に制限をするように要請をしていましたが、RTX 2060と同じTuringアーキテクチャーを採用するGeForce GPUエントリーモデルであるGeForce GTX 1660、GTX 1660 Ti、GTX 1660 SuperなどGTX 1660シリーズすべても同様に生産が終了となるようです。

情報は中国のIThomeがグラフィックカード系のサプライチェーン関係者から入手した情報によるもので、RTX 2060シリーズやGTX 1660シリーズがなくなった後にNVIDIAエントリーモデルを担うのはGTX 1630とGTX 1650と価格帯や性能は大きく上がるRTX 3050の3モデルだけになるようです。

今回生産が終了となるGTX 1660やRTX 2060については世代的に2世代古いグラフィックカードとなっており、eBayやヤフオクなど中古としても非常に多く出回っているモデルとなっているため、NVIDIAとしてはプロセスノードも古く、中古市場に多く流通しているモデルをこれ以上維持する必要性は無いという判断で生産が中止となるようです。

GTX 1660 Superについてはレイトレーシングなどには対応しないものの、ラスタライズ性能に関してはRTX 3050に対して5%しか劣っていませんが価格はRTX 3050の3万に対して2.7万円で入手可能などコストパフォーマンスは非常に優れたGPUになっています。

RTX 2060に関してもRTX 3050より13%優れた性能を出せていますが、価格はRTX 3050から7%増しの3.2万円前後で購入が可能であるなど、こちらもコストパフォーマンスが高いグラフィックカードとなっていましたが在庫限りでなくなっていくものと見られています。

 

NVIDIAのGeForce RTX 2060と言うとSteamのハードウェアサーベイでは単独で2位、GTX 1660シリーズはGTX 1660 Ti、Super、無印などを合わせるとRTX 2060を超えるシェアを誇るなどRTX 2060とGTX 1660シリーズは多くのPCゲーマーがお世話になっているGPUとなっていますが、発売から既に3年以上が経過している事からRTX 3050などに世代交代が行われるようです。ただ、残念なことにRTX 3050にはGTX 1660やRTX 2060のような高いコストパフォーマンスは現時点では期待できずコストパフォーマンスは悪化傾向にあるので、もし1080pでレイトレーシングなどが不要であればGTX 1660 Superを早めに買った方が良いかもしれません。


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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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