NVIDIAでは2022年9月19日から開催するGTCにて次世代グラフィックカードのGeForce RTX 4000シリーズの発表を行うと見られていますが、この中でハイエンドモデルとなるグラフィックカードのレンダリング画像と性能情報がリークしたようです。
フラッグシップモデル:NVIDIA GeForce RTX 4090
NVIDIAでは2022年秋頃からGeForce RTX 4000シリーズの内、RTX 4090を先頭に、2022年末から2023年初旬にRTX 4080、RTX 4070の発売を予定しています。
この中でハイエンドモデルであるGeForce RTX 4090などは2022年9月19日から開催されるNVIDIAの開発者向けカンファレンス、GTCにて何かしらの発表が行われると見られています。
今回、この中でハイエンドモデルであるRTX 4090 Founders Editionのレンダーのリーク画像とRTX 3090 Tiとの性能比較に関する情報が出現しました。
3スロット厚を継続。デザインはキープコンセプト
リークとして出現した画像はQbitLeaks氏から出現しており、プレス向けのレンダー画像と紹介動画からキャプチャーした画像となっています。
Teaser for GTC🙃 pic.twitter.com/J1zbonI8dE
— FCL (@QbitLeaks) September 7, 2022
画像は過去に出現したGeForce RTX 4080のデザイン面では似ており、現行のRTX 3090やRTX 3080のようにX字のシルバーアクセントが施されており、スロット厚は紹介動画からキャプチャーした画像からは3スロット厚である事が分かります。
なお、デザイン的に現行のRTX 3090と異なる点としてはファンのサイズブレードが9枚から7枚に減らされる一方で、ファンサイズが大きくなり、これに伴いクーラーサイズの幅もRTX 3090系より広くなっています。
性能はRTX 3090 Tiに対してほとんどのゲームで2倍以上の性能を発揮?
QbitLeaks氏からはRTX 3090 TiとRTX 4090を比較したベンチマーク結果の概要が掲載されており、条件としては各種ゲーム4K解像度でレイトレーシング有効、DLSS無効であるとの事です。
結果としては、ほぼすべてのゲームで2倍程度のフレームレート向上が示されており、Autodesk Arnold、Blender、V-Rayなどクリエイティブ用途においても2倍程度の性能が期待できるようです。
なお、スコアの詳細は示されておらずあくまで参考情報として捉える必要はありそうですが、RTX 4090はRTX 3090に対して動作クロックは 1 GHz以上向上し、コア数も2倍近くに増えているため性能面で大きく向上する事は大いにあり得ると考えられます。
NVIDIA GeForce RTX 4090についてはGTCで発表される可能性はかなり高いと言われており、今回出現したレンダー画像も恐らく本物なのでは無いかと考えています。RTX 3090との大きな違いとしてはファンのブレード数が9枚から7枚に減らされている他、ファンの厚み自体も薄くなっているため薄くした分を放熱フィンの表面積を増やすのに割いていると考えられます。また、ファン自体薄くはなっているものの大型化しているように見えるため、RTX 3090に比べて幅はさらに増えると考えた方が良さそうです。まぁRTX 3090を搭載するようなPCであればまだ数センチほどは余裕があるPCケースが多いと考えられますのでそこまで大きな問題にはならないでしょう。パフォーマンス面ではRTX 3090の2倍程度と前評判通りではありますが、RTX 2080 TiからRTX 3090はコア数が2倍近く増えていましたが、ゲーミングパフォーマンスが2倍とはなりませんでしたので今回出現した性能に関する情報は鵜呑みにしない方が良いかもしれません。
PS5も6000円値上げされますので、Amazonで買えるかは分かりませんが、欲しい人は早めにエントリーする事がオススメです。
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