NVIDIAでは2022年末にかけてAda Lovelaceアーキテクチャーを搭載するGeForce RTX 4000シリーズを発売予定としていますが、この中で最上位モデルとなるGeForce RTX 4090の3DMarkやゲームでのパフォーマンスに関する情報がリークしました。
2022年末発売のGeForce RTX 4090
NVIDIAでは2022年末までにRTX 3000シリーズの後継モデルであるGeForce RTX 4000シリーズの発売を予定しています。
関連記事:NVIDIA GeForce RTX 4000の発売日が後退? RTX 4090が10月、RTX 4080が11月
このGeForce RTX 4000シリーズの中で最上位モデルとなるGeForce RTX 4090については16384基のCUDAコア、21Gbps、384-bitで接続されるGDDR6Xを24GB搭載し、TDPについては450W程度になると言われていますが、今回このRTX 4090の3DMarkでのスコアと、ゲームControlでのパフォーマンスに関する情報が出現しました。
GeForce RTX 4090の3DMarkスコアはRTX 3090の約2倍に!?
RTX 4090, TSE >19000
— kopite7kimi (@kopite7kimi) July 18, 2022
Kopite7kimi氏によると、GeForce RTX 4090の3DMark Time Spy Extremeのグラフィックススコアは19000ptを超えるスコアになる見込みであることをツイートしています。
yes
— kopite7kimi (@kopite7kimi) July 18, 2022
この3DMark Time Spy ExtremeのグラフィックススコアではGeForce RTX 3090 Founders Editionが9955ptほど、RTX 3090 Tiが11282ptを記録しているため、RTX 4090のスコアが19000ptであれば、RTX 3090に対しては約1.91倍、RTX 3090 Tiに対しては1.7倍近いスコアになるようです。
ゲーム時のスコアも約2倍。ControlではRTX 3090の72FPSの2倍以上の160FPSに
3090 in Control with the same settings does 72 FPS on Avg so 2.2x gain pic.twitter.com/UdK2kCEXhO
— Hassan Mujtaba (@hms1193) July 19, 2022
3DMarkについてはベンチマークであるため、最適化などが施されている可能性がありますがゲーム時のパフォーマンスに関するリークも今回出現しています。
ゲームに関してはControlで、ツイートによると4K解像度、レイトレーシング有効、Ultra画質+DLSSで160FPS以上を記録しているとの事です。
上記に対して高画質設定でのパフォーマンス結果ついてはRTX 3090 Tiでは82FPS、RTX 3090では72FPSという事でもし仮にUltra設定であればRTX 3090系に対して最低でも2倍、最大で2.5倍近いパフォーマンスがRTX 4090では期待できるようです。
GeForce RTX 4090については消費電力については懸念があるものの、性能についてはRTX 3090に対して2倍程度と性能は大幅に向上している事は確実なようです。
特にControlのレイトレーシング有効時のパフォーマンスについてはRTX 3090に対して2倍となっており、単純なラスタライズ性能のみならず、RTX 4000シリーズ世代においてもレイトレーシング性能向上が期待できそうです。
コメント