AMDではRDNA3アーキテクチャーを搭載したRadeon RX 7000シリーズを2022年下半期中に発売する見込みで6月末までには試験生産が実施される見込みになっていますが、発売日についてもリークが出現しました。
2022年下半期発売、Radeon RX 7000シリーズ
AMDでは2022年下半期にRadeon RX 7000シリーズの発売を予定しており、現行のRDNA 2アーキテクチャから刷新を図ったRDNA3アーキテクチャを搭載すべく開発が進められています。このRDNA3ではRDNA 2から搭載しているInfinity Cacheの強化や複数の用途を持つダイを組み合わせる事で性能を飛躍的に向上させると見られています。
今回はそんなRadeon RX 7000シリーズについて、発売時期が明らかになりました。
10月下旬から11月中旬までの発売を予定
2022年下半期はIntel、NVIDIA、AMD共に新製品を発売予定としており、GPUではNVIDIAがGeForce RTX 4000シリーズを9月~10月にかけて発売を開始する予定とリークが出現していますが、AMDのRDNA3アーキテクチャーを搭載するRadeon RX 7000シリーズの発売時期についてリークが出現しました。
🤫3rd gen DNA
— Greymon55 (@greymon55) June 14, 2022
Greymon55氏によると、RDNA3搭載のRadeon RX 7000シリーズは10月下旬から遅くとも11月中旬までに発売が行われるとの事です。
Radeon RX 7000シリーズについては試験生産が6月末から開始される見込みとなっていますが、8月にかけてAIBにサンプル品が渡される見込みで、試験生産から量産開始時期を考えると10月~11月発売は妥当なスケジュール間にはなっていますが、Greymon55氏によると受け取った発売時期に関する情報は試験生産から発売時期を予測したものでは無く、信頼できるソースから入手したとの事です。
なお、10月下旬から11月中旬に発売されるモデルについては具体的には明らかになっていませんが、過去のリークではミドルレンジモデルのNavi 33系から発売されるという情報が出ています。しかし、VideocardzによるとハイエンドモデルとなるNavi 31系のRadeon RX 7900から出現予定で、Navi 33とNavi 32が続くと書かれており発売順については現時点では様々な情報が出ている状態となっています。
Radeon RX 7000シリーズが10月下旬から11月中旬となると、NVIDIAがRTX 4000シリーズの発売を8月から9~10月に延期したものの、先行して発売がされるのはNVIDIA RTX 4000シリーズとなりそうです。
性能面ではRadeon RX 7000シリーズはチップレットを採用するとファイナンシャルアナリスト向けの発表会で明らかにされているため、NVIDIAがRTX 4000シリーズを先行して発売しても、個人的にはAMDのRadeon RX 7900 XTなどの性能を見てからどちらを買うか決めたいと思います。
ちなみに、10月頃になれば円安が120~125円ぐらいまで収まっていればいいですが、もし140円レベルにまで円安が進行すれば販売価格がどうなるのか心配ですね・・・
自作PCパーツって輸入品ですので今後、良い具合まで円高が進んだら50万円分ぐらいをドルで持っておいた方が良いかもしれませんね。