NVIDIAではAda Lovelaceアーキテクチャーを搭載するGeForce RTX 4000シリーズを2022年夏以降にリリースを行うと見られており、最も最初にはRTX 4090が8月にも登場すると言われていましたが、どうやら発売時期が後退したようで、RTX 4090が10月、RTX 4080が11月、RTX 4070が12月になるようです。
発売が遅れる見込みのGeForce RTX 4000シリーズ
NVIDIAでは2020年9月2日にGeForce RTX 3080などAmpereアーキテクチャーを採用したRTX 3000シリーズの発表を行いましたが、その後継モデルであるAda Lovelaceアーキテクチャーを搭載するGeForce RTX 4000シリーズが2022年下半期に発表される事がNVIDIAが示したロードマップで開示されています。
そんなGeForce RTX 4000シリーズですが、6月1日のリークでは8月にRTX 4090、9月にRTX 4080、10月にRTX 4070が発売されると言われていましたが、延期される見通しのようです。
10月からGeForce RTX 4090先行で発売へ。後退の原因はRTX 3000シリーズの在庫?
wccftechによると、NVIDIAではGeForce RTX 4090からRTX 4070という順番で発売する計画には変わりないものの、発売時期については延期される見通しのようです。
新しい発売時期としては最初に登場するRTX 4090が10月、RTX 4080が11月、RTX 4070が12月になる見通しのようです。また、ミドルレンジモデルとなるRTX 4060については2023年1月に開催されるCES2023で発表がされる見通しのようです。
現行のRTX 3000シリーズの発売では、RTX 3080が9月下旬に登場し、その次にRTX 3090が9月末頃に、RTX 3070が10月末に発売がされていましたが、RTX 4000シリーズについてはRTX 4090を先頭に10月から1ヶ月置きに発売がされるようで、RTX 3000シリーズと比べると少し遅い時期の発売になるようです。ただ、ミドルレンジモデルのRTX 4060についてはRTX 3000シリーズに比べるとかなり早い時期での登場となります。
なお、RTX 4000シリーズ発売延期の原因については、NVIDIAやAIB各社では現行RTX 3000シリーズの在庫を大量に抱えており、その在庫をRTX 4000シリーズ発売までに販売しきれる見通しが無いためと見られています。
そのため、NVIDIAではAIB各社を通じて量販店や代理店側に対してRTX 4000シリーズの発売に備えるためプロモーション活動など実質的な在庫一掃セールのようなキャンペーンを行う可能性があるようです。
NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズについては開発は既に完了していると過去にMoore’s Law is Deadでリークされていましたが、前世代のRTX 3000シリーズを売りきらなければNVIDIAのみならずAIB各社や代理店、量販店は大きなダメージを受けるためRTX 4000シリーズの発売を遅らせてでもRTX 3000シリーズの販売に集中する方針である可能性があります。
ただ、この発売スケジュール関係はコロコロ変わる傾向にありますので、あまり一喜一憂しないほうが良いかもしれません。
あと、RTX 4000シリーズ発売までRTX 3000シリーズの値下げが行われる可能性が高そうです。ただ、RTX 4000シリーズではRTX 3000シリーズに比べて性能が大きく向上すると見られていますので、ユーザーとしては少し安くなった程度では手を出さず、基本的にはRTX 4000シリーズを待ちというスタンスのほうが良いかもしれません。(もしRTX 3000シリーズ買ってほしかったら今より50%値下げしてくれれば買うかもしれませんがね。)
コメント
コメント一覧 (3件)
ほんとに在庫がダブつくほどあるんなら3060を3万円台、3060tiを4万円台前半で放出してもらえたら十分買いだと思えてしまう…
7〜9月で3000シリーズはかなり安くなりそう
グラボのみを狙うならここで買うのはありだと思う
4000が出た後だと4000の品薄で逆に妥協需要で3000の価格が反発しそうな気がするし
今の40%引きなら買います。
適正価格マイナス1万円ぐらいですからこれぐらいの割合が妥当だと思います。